IT企業ディレクターの精神修行日記

ヨーガで脳力アップ!

職場こそがヨーガの訓練場

 

休職中の部下と3年ぶりに直に会うため、週末ランチに行きました。

久しぶりに会った時の最初の一言は ”だいぶ雰囲気が変わりましたね” でした。

髪型が変わっていることもあるのだと思いますが、表情喋り方、声のトーンなど総合的に変わったと言われました。

彼に、前の自分はどんな感じだったか聞いてみました。

前は”バリバリ仕事をこなして常に忙しそうで、ピリピリした雰囲気を漂わせていた” とのことです。

総務の女性社員は”常に忙しそうで、話しかけることを躊躇ってしまう”と言っていたそうです。

思い起こしてみると、以前は考え事をするときは眉間に皺を寄せて、常に体を緊張させて、忙しく仕事していたように思います。
そんな緊張感が、話しがけ辛い雰囲気を醸し出していたのでしょう。

また、何回説明しても理解してくれない部下に対してイライラして、感情的になり、声を荒げる事もありました。

私の通うヨーガ教室では、自分の内側を意識する練習をすることで、自分自身を俯瞰する意識を育てていきます。

やがてヨーガ教室での練習を職場や日常生活で実践するようになっていきました。

俯瞰の意識をピンチの時ほど、できる限り維持する。
それが自分の日常になっていきました。

以前の私はコンピュータ画面を見ながら、部下と話す事が多かったように思います。

ヨーガを始めてから、自分がコンピュータの画面を見たまま会話している事に気がついて、意識的に相手の方を向くようになっていきました。

今では、人と話す時には、相手の方を向くという方が自然になりました。

またイライラし声を荒げそうになる手前で気がついて、声のトーンを落とすようになっていきました。

同僚、部下との人間関係はビジネスパーソンにとってとても重要です。

もし無意識に自分の醸し出している雰囲気や言動が原因で、同僚や部下が話しかけづらいと感じているとしたら、組織としての一体感を出して成果をあげていく事は難しいのではないでしょうか。

まだまだ訓練中ですが、この俯瞰の意識を保つことによって自分と組織を成長させていく根幹となる能力を開発することができると実感しています。